2010年01月17日
1968少年玩具~小峯隆生先生
先日出展したBHの二日目、会員さんとの3人で2階へ入ると「おー帰って来てくれたのかー!」と物凄い声。一目で分かった。コミネさんだ。どうやら本を売っているようだ。タイトルは「1968少年玩具」。ああ、コンバットに連載している・・・実は毎回読んでます。ご挨拶して買わせて頂く。当然サインも。
「実は拳銃王も拳銃将軍も持ってます」「おおー!で好きな銃は?」「チーフの3インチでお願いします」「確かチーフは・・・M36だよな」。ついでにエングレ倶楽部の名刺も渡す。2階ブースを一周回って出ようとする、「おおーい!支配人!権限であとの二人にも買わせろよー」「すみません、名ばかり支配人なんで」。こんなファーストコンタクト。さすがコミネさんだ!
昭和50年生まれの小生はプレイボーイやオールナイトニッポンで活躍されたというコミネさんは知らない。つい5年ほど前にその存在を知ったくらいだ。ある日、ふと思い立ってGUNに関する書籍を探してみると日本語の書籍は絶版も多く、数が少ない。光人社の文庫本で見つけた「拳銃王」と「拳銃将軍」、「読む射撃」と銘打ったこの2冊を社用車のダッシュボードに入れ、空いた時間にクスクスと読んだ。モデルガン少年と師匠(最近亡くなったテッド・アライ師匠)とのボケ突っ込み。一気にファンになった。ちなみに初めて行った夏のBH、剣道着姿のコミネさんが通り過ぎていくのを見て「うわー生コミネだー」と一人喜んでました。
なので、トイガン誌に「小峯隆生ができるまで」と書いてあれば思わず読んでしまう。大好きなモデルガンがブームだったというあの頃、小生にとっては夢のような活気ある時代、その当時を知る方々の話を聞くのは今も大好きである。単なるノスタルジー?いや、モデルガンは単なる玩具ではなく文化だ!万博にもパビリオンを出したじゃないか!そんな熱い気持ちを気概を感じながら「21世紀少年」を読むように読ませて頂きました。